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不動産屋のイラッとする対応10選!

不動産業界はなにかとトラブルが発生する事の多い業界です。

お客様の小さい「イラッ」が積み重なって大きなトラブルに発展するなんて事もよくあります。

トラブルの原因は様々ですが、私がこの不動産業界で店長をしていて感じることは、営業マンの怠慢が原因で起こるトラブルが本当に多いという事です。

言うまでもありませんが、営業マンの怠慢は、お客様の「イラッ」に繋がります。

防げるトラブルは防いだ方が良いですよね!

不動産の営業をしている方は、「不動産屋のイラッとする対応」をお客様の視点でイメージしてみましょう。

それでは、「不動産屋のイラッとする対応」を不動産屋店長が発表致します。

1.ネット掲載している物件に問い合わせたが「売れた」と言われた!

これは本当によくありますよね。

原因は3パターンあります。

①単純に、不動産屋が売れた物件をネットから削除するのを忘れている。

②契約は終わっているが、物件の引渡しがまだなので掲載したままにしている。

③問い合わせを頂いたお客様に他の物件を勧める為、わざと掲載したままにしている。

なかには、売れたという事をお客様に告げず、物件見学当日になって売れたと告げ、他の物件にスイッチしようとする業者もいます。

いずれにせよお客様からするといい気はしないですよね。

ただ、不動産の場合、住宅ローンなどの絡みもあり、申込みが入った段階でネットから削除する事は少ないので、その様な場合はネットに掲載したままになっていても仕方ないかと思います。

2.紹介してくれた物件が指定した条件と全然違う!

これはかなりがっかりしますよね。

担当の営業マンがしっかりとヒアリングできていないか、本当に指定した条件に近い物件が無いかです。

もしかすると、こればかりは営業マンのセンスの問題かもしれませんね。

お客様に的外れな物件ばかり紹介して、担当を変えられた営業マンを何度か見た事があります。

無い物は仕方ないかと思いますが、有るのに紹介できないのは営業として大問題です。

3.物件見学の直前に「告知事項」を知らされた!

これはクレームになっても仕方ありません。

告知事項の代表的なものは、自殺などの心理的瑕疵と呼ばれるものです。

告知事項がある場合は、内容に関係なく必ず事前に伝えなければいけません。

気にする方は本当に気にしますし、苦手な方は本当に苦手です。

貴重な時間を使って物件を見にくるお客様の事を考えましょう。

4.紹介している物件の内容を全く理解していない!

物件の設備や学校区、売主の売却理由など、不動産屋として知ってて当たり前の事を知らないのは致命的です。

営業マンは事前に調べておかないといけません。

5.契約が終わると対応が適当になった!

契約前よりも契約後にトラブルが発生する事の方が圧倒的に多いです。

初めてお家を購入するお客様には不安が付き纏います。

契約から引渡しまでの間こそが営業マンの腕の見せ所だと思います。

いかに最短でトラブルなく進める事ができるかが重要です。

営業にとっては、この契約から引渡しまでの間をスムーズに進めることが、同時進行中の案件や新しい案件をまとめる鍵にもなります。

6.ポスティングされたチラシの内容が全くの嘘だった!

チラシの内容は基本的に事実と異なる場合が多いです。

チラシについては下記の記事をご覧ください。

7.しつこく電話が掛かってくる!

これは担当の営業マンによって頻度は違いますが、基本的には営業職なので電話は掛かってくるかと思います。

場合によってはしつこいと感じる事もあるでしょう。

また、一括査定サイトや不動産のポータルサイトを利用した場合、いろいろな不動産屋から次々と電話が掛かってきます。

めんどくさいと感じるなら、依頼する不動産屋を一社に絞った方が良いかと思います。

8.決断を急かしてくる!

急かされるとストレスを感じますし、適切な判断を下せない事もあります。

ただ、物件を抑えるまではスピード勝負なので、決断が遅れて気に入った物件が他に流れてしまっては本末転倒というのも事実です。

9.気に入った物件の不利益な情報を後出しで言ってくる!

これわかなりイラッとくるやつです。

また、これがいちばんトラブルの根元となる要素になります。

お客様は、不利益の内容によっては物件を取得する意味が無くなってしまう場合もあり、そうなればその物件に費やした時間はお互いにとって無駄なものとなります。

不利益となる情報は最初にクリアしておかなければなりません。

10.ローンなど各手続きの対応が遅く、他の人に物件を取られた!

不動産市場に売り出されている物件は早い者勝ちです。

基本的には現金での購入者が優先され、ローンの場合は事前審査に通過しないと物件を抑えれない場合が多いです。

という事は、同じ物件を申し込んだ人がいた場合、先に事前審査に通過した人がその物件を購入する事が出来るという事です。

※中には申込み順で物件を抑えてくれる場合もあります。しかし、それは売主にとって不利益となるので良いとは言えません。

ローンの手続きの早さや銀行の選定は営業マンのウデの問題も出てきます。

新人が担当だと対応が遅れる場合があります。

不動産屋のイラッとする対応!〜まとめ〜

マイホームの購入は人生でそう何度もあるものではありません。

不動産の購入を考えている方にとって、物件を選ぶ事はもちろんですが、不動産屋選びも大切です。

不動産屋は星の数ほどありますので、イライラしながら物件探しをする必要はないかと思います。

  • この記事を書いた人

ダイキ

はじめまして! ぱらだいちゅ不動産のダイキです! 現在は大阪市内で不動産会社の店長をやっています٩( 'ω' )و ブログやTwitterなどで現役店長の私が、不動産業界の実情を生々しく発信していきます! 皆さんのお役に立てると幸いです。

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